Die Bahn

写真(OLYMPUS PEN LITE E-PL6使用)を載せます。時々エッセイもどきも。

退廃

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2016.9.14 浜松

 

このほど、静岡で合宿の末、運転免許をとりました

 

どうもどんくさいようで……実技試験は2回も不合格

運転なんか極力しないやい、と拗ねる

合格後のハイボール浜松餃子は最高でした

手頃な運賃で安全かつ迅速におくりとどけてくれる

電車のありがたみを感じた次第

 

利用者が多いほど採算もとれやすいのだろうけど

過疎地の電車がどんどん不便になっていくのはいかがなものか

電車がないから車に乗るし、車に乗るから電車がなくなっていく

どちらが先なのか、とにかく連鎖

 

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2016.9.15 豊橋

 

そんなことを考えながら

久々に路面電車の街へ帰ってみました

大して変わらぬぱっとしない街へ

相変わらず駅前のビル群は廃れたまま

人は移り変わり、いつかは此処も変わるのでしょう

 

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2016.9.15 豊橋

 

 

 

信心 ~川越 vol.3~

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2016.8.20 川越氷川神社

 

風鈴を観に行ったとはいえ、そこは神社

きちんとお参りもしました

お手水の使い方、お賽銭を「おさめる」こと、お守りを「いただく」こと

些細なことでも大事にしたい もっと知りたい

 

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2016.8.20 川越氷川神社

 

ふと

神様のいるところでカメラなんかに夢中になっていていいのか?

と申し訳ないような気持ちになったけれど

わざわざライトアップや撮影スポットを用意しているんだもの

人々でにぎわえば神社の方も万々歳、ということで。

 

都合の良い時にしか信じないけれど

神様ありがとう

重い想い ~川越 vol.2~

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2016.8.20

 

川越氷川神社では、毎年夏の間だけ風鈴が飾られるそうです

そのひとつひとつには短冊がぶら下がっています

いくらか納めて短冊をお受けすれば

そこに願いごとを書き込むことができます

 

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2016.8.20

 

ひとつの風鈴に対して4~5つの短冊

願いごとは人それぞれ

 

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2016.8.20

 

風鈴は境内を涼やかな音で満たします

人々の重い想いをぶら下げて

小江戸さんぽ ~川越 vol.1~

学生の夏休みもあと2週間ほど

撮った写真を眺めながら去りゆく夏を惜しみます

 

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2016.8.26 東武東上線ふじみ野駅

 

池袋から東武東上線に揺られること30分、川越

その街並みは小江戸とも呼ばれています

 

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2016.8.26 札ノ辻

 

お濃茶アイスを頂きながらのんびり歩きます

人力車に追いつこうなんて微塵も考えられない、暑い…

そうこうしているうちに前方から涼やかな音が

その量のせいか、いささか賑やかすぎる気もしますが(笑)

 

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2016.8.26 川越氷川神社

 

さて、お目当ての氷川神社に到着です

肝心なことは目では見えない ~箱根 vol.3~

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2016.8.20

 

箱根には、星の王子さまミュージアムがあります

フランスの作家・サンテグジュペリの一生と、その作品に触れられる場所です

館内はフランスの街並みのよう、お庭には植物たちが佇む

撮影にはうってつけですね

 

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2016.8.20 星の王子さまミュージアム

 

「簡単なことなんだ――ものは心で見る。肝心なことは目では見えない」

                サンテグジュペリ作、池澤夏樹訳『星の王子さま

 

これを撮ったとき、隣には友人が

この一瞬を教えてくれたのも彼女です

いま目に映っていないもの、あるいは写真に残っていないもの

それこそ大事にすべきものかもしれません

 

電車の窓から 〜箱根 vol.2〜

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2016.8.20

箱根の登山鉄道といえば
スイッチバックと急カーブ

カーブに差し掛かる手前になると
窓から身を乗り出してカメラを構える人がちらほら。
わたしもそんな一人です

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2016.8.20

限りなく続くような線路に心惹かれますが
ふと終着点に目を向けると
終わりがある ということを感じずにはいられません

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記事タイトルは
電車の窓から短い腕をギリギリまで伸ばして撮った
という無様な撮影裏話だけれども
backnumberというアーティストの曲でもあります
この曲が主題歌として使われた映画を
観たことはないのですが…

10年ぶりに帰郷したミュージシャン志望の青年は……!映画『群青色の、とおり道』予告編 - YouTube

自分の選んだ道を信じられる人でありたい
そう思います